米国EPAのグリホサートの安全性の再確認について

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2019年5月に米国環境保護庁(EPA)は、グリホサートの安全性を再確認し、グリホサート 発がん性物質ではないとの見解を示しました。

 

公衆衛生に対するリスクなしの判断

グリホサート 除草剤だけでなく、どんなものでも商品に記載されている正しい使い方を守ることでその安全性を確保されるので、EPAがグリホサート 除草剤は現行のラベルに従って使用された場合、公衆衛生に対するリスクはないと引き続き判断したことは当然のことだと思います。

 

クロップライフ・オーストラリアの最高経営責任者であるマシュー・コッシーは、”我々は、グリホサートは使用しても安全であるという、世界で最も洗練され世界をリードする独立規制機関の見解と一致していることを歓迎します “と述べています。

 

オーストラリア独自の農薬獣医薬局、欧州食品安全局、カナダ、日本、韓国、ブラジルなど多くの国の規制当局は、一貫してグリホサート系除草剤は安全で発がん性がないことを再確認しています。

 

800を超える科学的研究と独立した規制当局による安全性評価が、グリホサートがヒトや環境に害を与えないという事実を裏付けています。

 

消費者は目に見えない不安を払拭するために、より確実な研究結果を知りたいと思っていますし、国際がん研究機関(IARC)がおそらく発がん性があると分類したのは、確たるグリホサート 発がん性 根拠はなく、ただ疑いがあると言うだけで、実験などの研究結果があっての分類ではありません。

グリホサートへの透明性の高い研究プロセス

EPAはIARCが検討したグリホサート 分析方法の研究数のほぼ2倍となる15件の発がん性研究を行なっていることから、プロセスは IARC よりもかなり透明性が高いものになっていることはより信頼ができるものと言えます。

「農薬、特に殺虫剤に関する決定は、技術的に有能で独立した規制当局によって行われ続けることが極めて重要である。また、消費者が誤解や歪んだ活動家のキャンペーン、狭量で極端な政治的意図に惑わされず、事実に基づいて意思決定を行えるように、ここオーストラリアや世界中の政府が、科学に基づく規制プロセスを信頼できる理由を適切に社会に伝えることが重要です。

 

「現在、世界のどの農薬規制当局もグリホサートがヒトに発がんする危険性があるとは考えていません。オーストラリア国民は、国際的に認知され、世界をリードする、独立した、科学的で証拠に基づいた農薬の規制システムを信頼することができる。」とコッセー氏は結論付けています。

 

グリホサート系除草剤
グリホサート系除草剤

グリホサートの安全性への800回以上の検証

論文に記載されていることでも、それについての化学的な検証がされていないものもあるので、リスクについての判断は、科学的な根拠があるのかどうかにも目を向けるべきだと思いませんか。

グリホサート 検査については40年にわたって800回以上の検証がされていて、その安全性を証明されています。

グリホサート系除草剤
グリホサート系除草剤

 

転載元:

https://www.croplife.org.au/media/media-releases/u-s-epa-reaffirms-safety-of-glyphosate/

 

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