あるドイツ農家の取り組みについて。
私は、人々を結びつける力があると信じています。ドイツの農家として、これは今日ほど重要なことはありません。
残念ながら、反農家のプロパガンダがインターネットを汚染していますが、農家からの声があり、私たちは反撃して勝利することができます。
グリホサートの必要性について農家のストーリーを共有
私は数年前、ドイツのグリーンNGOが、畑の雑草を防ぐ安全な作物保護製品であるグリホサート 農薬に戦いを挑んだとき、変化をもたらすために必要なことを学びました。
また、私たちは自分たちのストーリーを共有しなければならないことも学びました。今月末にメキシコで開催されるGlobal Farmer Network主催のGlobal Farmer Roundtableとリーダーシップ・トレーニング・コースに参加する際には、そのための準備をするつもりです。
世界中の何百万もの農家と同様、私もグリホサート メカニズムを使用しています。私はドイツ北西部で冬小麦、冬大麦、ライ小麦、トウモロコシ、キャノーラを栽培していますが、この優れた製品は、雑草が作物に必要な水分や養分を奪うのを防いでくれます。キャノーラは市場で販売していますが、それ以外はすべて豚舎で母豚の餌や家畜の肥育に使用しています。
作物保護のおかげで、私たちはより少ない土地でより多くの食料を生産しています。これは、私のような農家にとっては、効率が上がり、コストが下がるというメリットがあります。消費者にとっては、健康的な食品を手に入れることができ、食品の価格を抑えることができるのでメリットがあります。また、環境保護のためのスペースを確保できるため、環境にも良い影響を与えます。
グリホサートに対する過った見解
残念なことに、緑の過激派はグリホサート 成分に反対しており、その目的や効果を日常的に誤魔化しています。彼らはグリホサート 発がん性があると叫んでいますが、彼らの誤った主張は、世界保健機関や米国の環境保護庁、食品医薬品局の科学者たちが確認していることに反しています。グリホサート 農薬は農家にも消費者にも安全です。
「グリホサート 作用機構は農家や消費者にとって安全である」という世界保健機関（WHO）や環境保護庁（EPA）、米国食品医薬品局（FDA）の科学者たちの見解に背を向けることはできません。数年前、ドイツの団体がスキャンダラスなビデオをスポンサーしました。上空に現れた飛行機が子供にグリホサート 雨を散布したのです。
このビデオは、農家が赤ちゃんに有害な作物保護剤を使用していることを暗示しています。
残念ながら、このメッセージを信じてしまう人があまりにも多いのです。彼らは現代の農業についてほとんど知らない。食べ物を作るために何が必要なのかを知らない。なぜ肥料を使うのか、なぜトラックの付いた大型のトラクターやハーベスターの方が、小さくて古い機械よりも土壌に良いのかを知りません。時には半世紀前の農業が現在の農業よりも優れていたと想像することさえあります。
グリホサートの重要性
私たち農家は、近代的な種子育種、近代的な作物保護、近代的な技術を含むツールボックスを必要としています。そして農家としては、自分たちが使うために、また世界の人々に食料を供給するために、これらのツールを利用できることがなぜ重要なのかを説明しなければなりません。
しかし、良いニュースは、農民が声を上げれば、真実が嘘に勝てるということです。
このビデオが公開されたとき、農家の人たちが憤慨したのは当然のことでした。私たちはソーシャルメディアを使って、YouTubeのコメント欄に抗議したり、FacebookやTwitterに反論を投稿したりしました。
私は2009年にドイツの農家として初めてツイッターを始めましたが、今では多くの人がさまざまなソーシャルメディアで活動しています。あのビデオに対する批判は数多く、説得力がありました。グリーンズは最終的に、その基本的な不公平さが世間の評判を下げていることを認識し、動画を削除しました。
声をあげること、グリホサートのストーリー共有の重要性
もし農家の人たちが声を上げなかったら、あのグリホサート 阻害ビデオは今でも残っていて、何も知らない視聴者を誤解させたり、意見を変えさせたりしていたかもしれません。
私はこの成功を誇りに思っていますが、それだけでは十分でないこともわかっています。私たちは、現代農業の敵の嘘に反応するだけでは、その敵を倒すことはできません。
そうではなく、食料生産に関するポジティブなストーリーを伝えていかなければならないのです。私はいくつかのオンラインプロジェクトに参加しています。それは「#AskTheFarmers」と「#AgChat」です。これは、農家が消費者の質問や懸念を聞き、農家が安全で健康的な食品をどのように生産しているかを消費者に理解してもらうというものです。
貿易、テクノロジー、持続可能な農業、経済成長、食糧安全保障を求める農民たちを束ねる非営利団体「Global Farmer Network」の支援のもと、メキシコに集まった世界中の農民たちと、これらの戦略を共有するつもりです。
それが私の貢献であり、少なくともその一部です。しかし、他の人たちの経験を聞き、彼ら自身の成功例を学び、それをドイツでの自分の課題にどのように適用できるかを考えることも楽しみにしています。
転載元：
https://globalfarmernetwork.org/2020/01/the-power-of-sharing-a-farmers-story/